はじめまして。玉村町の地域おこし協力隊です
2025年10月から、玉村町で移住・定住促進を担当する地域おこし協力隊として活動している水島です。
18歳まで玉村町で育ち、進学を機に町を離れ、長く東京で暮らしてきました。「地元に戻るつもりは一生ない」と思っていた人間が、転職を機に地域おこし協力隊の募集を見つけ、気づけばUターン。
この連載では、東京暮らしと玉村暮らしの両方を知る立場から、移住を考えている方に向けて町のリアルをお伝えしていきます。

移住にかかった費用は約200万円
まず気になるのはお金の話だと思います。私の場合、単身の引っ越し費用が約14万円。これに加えて、群馬での生活に欠かせない車の購入、賃貸の初期費用、家具の買い替えなどを合わせて、トータルで約200万円かかりました。
大きいのは車です。ただ、車は売却できる資産でもあります。例えば70万円の中古軽自動車を3年乗って45万円で売れば、実質負担は年8万円程度。月換算6,000円ほどと考えると、東京の駐車場代(月2万円〜)より安いくらいです。
なお、各自治体で実施している制度ですが、玉村町の場合は条件を満たせば世帯で最大100万円、単身で最大60万円の移住支援金制度があります。私は要件に該当しませんでしたが、対象になる方なら移住費用の大部分をカバーできます。→ 移住支援金の詳細はこちら
家賃は東京の半分以下。玉村町の物件事情
東京では駅徒歩3分・築50年・エレベーターなし5階建ての部屋に家賃6万5千円で住んでいました。玉村町で物件を探して驚いたのは、その安さです。役場の方に不動産会社を紹介してもらい、2日間で計8件を内見。最終的に決めた部屋は家賃5万3千円で、東京なら10〜12万円はしそうな広さと設備です。町がコンパクトなので、1日4件で内見の移動も2時間ほどで済みました。
車は必須。でも自転車でも意外と暮らせる
移住で少し後悔したのは車の手配です。中古車は契約から納車まで1か月以上かかることもあるので、早めに動くのがおすすめです。納車までの間は自転車で通勤していましたが、玉村町はコンパクトで平坦な町なので、町なかで住むなら自転車でも十分生活できます。車と自転車の二刀流が最強だと感じています。
移住して再会した「回覧板」という地域インフラ

玉村町に戻って驚いたことのひとつが、回覧板が今も現役だったことです。町には「メルたま」というメール配信や公式LINEもあり、デジタルの情報網は整っています。
それでも紙の回覧板が機能しているのは、登録不要で住めば自然と情報が届き、隣に誰が住んでいるかが分かる安心感があるからだと思います。東京では町会加入は任意で、地域の情報から切り離されがちでした。移住先での「ゆるいつながり」を心配している方には、むしろ安心材料かもしれません。
これからも「移住後のリアル」を発信します
住んでいた頃には気づかなかった玉村町の魅力を、お届けしていきます。移住を検討中の方は、ぜひ移住相談窓口もご利用ください。
