※著者が公開データをもとに調べた個人的なまとめです。町の公式見解ではありません。あくまで参考としてご覧ください。
重田家住宅で開かれた、ある夏の日の料理教室
玉村町にある古民家「重田家住宅」で、親子向けの料理教室が開かれました。この日のテーマはズッキーニ。畑での収穫から、ズッキーニそうめんづくり、そして流しそうめんまで、子どもたちが一日かけて食と向き合う企画です。

主催したのは、玉村町の地域おこし協力隊員で、プロの料理人でもある冨澤さん。町内でカフェ「cafe unelma」を営みながら、重田家住宅を使った町の魅力発信にも取り組んでいます。
子ども食堂を運営する「JOYクラブ」の存在
この日、講師役を務めたのが「JOYクラブ」のメンバーです。玉村町内で子ども食堂やフードパントリーといった活動を行っている団体で、ズッキーニそうめんの作り方を教えてくれたのは、私が小学1年生のときの担任だった関口信子先生でした。

担任から数十年の時を経て、子どもたちに料理を教える先生と再会する。この偶然が、私にとって特別な意味を持つ一日になりました。先生がずっと子どもと関わる活動を続けているのは、子どもの笑顔を見ることが好きだからなのだろうと、私は感じています。
流しそうめんの竹を用意したのは、町内の企業
この日の流しそうめんに使う竹は、町内に工場を持つ株式会社ケアコムの社員の方々が用意してくれました。食材の一部も、同社の「ケアコム農園」から提供されたものです。
地域の企業が、子どもたちの体験活動を裏側で支えている。この構図は、玉村町の子育て環境を考えるときに見えにくいけれど大切な部分だと感じます。
「町の魅力は、景色より人にある」
私は東京のNPOで約7年、さまざまな家庭環境の子どもたちと関わる仕事をしていました。その経験を踏まえて、こう思います。
玉村町の本当の魅力は、観光地や景色よりも「人」にあるのではないか。
重田家住宅という場所、JOYクラブという団体、ケアコム農園という企業、そして偶然再会した恩師。ひとつの子育てイベントの背景に、町のいろいろな立場の人が関わっています。

流しそうめんに子どもたちは夢中
移住を考える方へ
子育て環境を調べるとき、多くの方は医療費助成や保育料といった制度の数字に目を向けます。それはもちろん大切な情報ですが、実際に暮らしてみると、地域の大人たちがどれだけ子どもに関わってくれるかという、数字には出ない部分も暮らしの質を大きく左右します。
玉村町には、子ども食堂やフードパントリーといった活動を行う団体があり、古民家を活用した体験の場があり、地元企業が協力してくれる土壌があります。こうした「人のつながり」は、移住してすぐには見えにくいものですが、暮らし始めてから実感する価値のひとつです。
子育て環境の制度面については[玉村町の暮らし、正直ガイド]や[高崎市と玉村町、移住するならどちら?]でもご紹介しています。地域の食育の取り組みは[玉村町の食育]も参考にしてください。
町の雰囲気について聞いてみたいことがあれば、[移住相談]からお気軽にどうぞ。

重田家住宅にある畑で収穫体験

